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庭師の心得から学ぶ!WordPressカスタムテーマ作成の七つの秘訣

カテゴリー: スタッフブログ

   
2023年7月12日

ウェブデザインの世界を初めて経験するのは、新しい庭を一から作り上げるようなものです。これまで何もなかった土地に、あなたの個性を表現する花々を植え、訪問者を楽しませるための道を設けるのです。WordPressというCMSは、この庭造りを手助けする強力なツールです。特に、WordPressのテーマは庭造りの設計図のようなもので、どのような植物を植えるか、道はどこに通すかなど、庭全体の構造を決定します。

それでは、WordPressで自分だけの特別な庭(カスタムテーマ)を作る際に気をつけるべきポイントを、庭造りを例にして説明します。

① 基本の理解
庭造りの最初と最後はとても重要です。これはWordPressのheader.phpとfooter.phpに相当します。header.phpは庭のエントランス、つまり来訪者が最初に見る部分です。ここが魅力的であれば来訪者は深く庭に入って行きます。footer.phpは庭の出口、つまり来訪者が最後に見る部分です。ここも印象的なデザインにすることで来訪者に庭(あなたのウェブサイト)の良い印象を残せます。

② 子テーマの使用
WordPressで親テーマを元に子テーマを作ることは、庭造りで言うと、既存の庭(親テーマ)を元に自分だけの特別な花壇(子テーマ)を作るようなものです。親庭の全体的な設計や構造を保ちつつ、自分だけの特別な花壇を作れます。そして、親庭がアップデートされても、自分だけの花壇はそのまま保つことができます。

③ コーディング規範の尊重
庭造りで計画を立てるときに、どの植物をどこに植えるか、どの道をどこに作るかを明確に記録するのと同じです。これがあると、他の人があなたの庭(ウェブサイト)を見て、何がどこにあるのか理解しやすくなります。

④ 必要な関数の理解
WordPressには様々な機能やツール(関数)が用意されています。これは庭造りで使うツールや技術に相当します。うまく使いこなすことで、庭造りがずっと楽になります。例えば、土壌改良剤を使うことで植物が育ちやすくなったり、適切な肥料を選ぶことで花がきれいに咲いたりします。

⑤ レスポンシブデザイン
これは庭が見る人や季節、時間によって最適な風景を提供するように工夫することです。たとえば、早朝には朝日を浴びる場所、昼間には日陰になる場所、夜にはライトアップされる場所を設けるなどして、どんな状況でも最高の風景を楽しめるようにします。

⑥ デバッグモードの使用
庭造りをしていて何か問題が起きたときに、その原因を見つけるツールです。例えば、植物が枯れてしまったとき、何が原因かを突き止めることができれば、次に同じことを防ぐことができます。

⑦ 再利用と拡張性
これは庭造りの一部を次のプロジェクトに再利用したり、庭の規模を大きくしたり小さくしたりするための工夫です。例えば、一度成功した花壇のデザインはそのまま次の庭でも使うことができます。また、庭全体を見ると、新たに池を作ったり、ベンチを追加したりするスペースがあるかもしれません。

これらのポイントを心に留めながら、自分だけの素敵な庭(カスタムテーマ)造りに挑戦してみてください。最初は小さな花壇から始めて、徐々に大きな庭に育てていくと良いですよ!

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