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ウェブページのパフォーマンス改善のためのHTML最適化

2023年6月28日

ウェブページのパフォーマンスは、ユーザーエクスペリエンスや検索エンジンのランキングにおいて重要な要素です。HTML最適化は、ウェブページの読み込み速度を向上させ、ユーザーにスムーズなナビゲーションを提供するための効果的な手法です。この記事では、HTML最適化の方法とその重要性について解説します。

  1. 不要なコードの削除: HTMLファイル内には、時に不要なコードが含まれることがあります。コメントや空白行、不要なタグなどを削除することで、ファイルサイズを縮小し、読み込み速度を向上させることができます。
  2. CSSとJavaScriptの最適化: ウェブページのデザインや動的な要素には、CSSとJavaScriptが使用されます。これらのファイルを結合・圧縮し、不要な空白や改行を削除することで、ファイルサイズを小さくし、読み込み時間を短縮することができます。
  3. キャッシュの活用: ブラウザキャッシュを活用することで、再訪問時の読み込み速度を大幅に向上させることができます。適切なキャッシュ設定を行い、リソースの再利用を促すことで、ウェブページのパフォーマンスを改善することができます。
  4. 画像の最適化: 画像はウェブページの読み込み速度に大きな影響を与えます。画像のフォーマットを適切に選び、圧縮率を最適化することで、ファイルサイズを減らし、表示速度を向上させることができます。
  5. 外部ファイルの最適化: 外部のファイル(CSSやJavaScriptのライブラリなど)を使用する場合は、必要な部分のみを読み込むように最適化しましょう。また、適切なCDN(コンテンツデリバリーネットワーク)を選択することで、ファイルの配信速度を向上させることも可能です。
  6. モバイルフレンドリーな設計:モバイルデバイスからのアクセスはますます重要になっています。HTMLをモバイルフレンドリーに最適化することで、読み込み時間を短縮し、モバイルユーザーに優れた体験を提供することができます。レスポンシブデザインやメディアクエリを使用して、画面サイズに応じてコンテンツを適切に表示するようにしましょう。
  7. CDNの活用: CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)は、ウェブページのパフォーマンスを向上させるために役立つツールです。CDNを使用することで、コンテンツの配信を最適化し、ユーザーが近いサーバーからコンテンツを取得することができます。これにより、読み込み時間が短縮され、ウェブページの応答性が向上します。
  8. ページのキャッシュ制御: ウェブページのキャッシュ制御を適切に設定することで、ユーザーが最新のコンテンツを表示する一方で、リソースの再利用によるパフォーマンス向上を実現できます。キャッシュの有効期限やキャッシュの無効化方法を適切に設定しましょう。
  9. HTMLの構造と意味論の最適化: 適切なHTMLの構造と意味論は、検索エンジン最適化(SEO)にも役立ちます。セマンティックなHTML要素を使用し、適切なタグや属性を適用することで、検索エンジンがコンテンツを理解しやすくなります。また、HTML5の機能を活用して、より効果的なコンテンツ構築を行いましょう。

ウェブページのパフォーマンスを改善するためには、HTMLの最適化が重要です。不要なコードの削除、CSSとJavaScriptの最適化、キャッシュの活用、画像の最適化など、さまざまな手法を組み合わせて使用することで、読み込み速度を向上させ、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。また、モバイルフレンドリーな設計やCDNの活用、HTMLの構造と意味論の最適化なども忘れずに取り入れましょう。これらの最適化手法は、ウェブページのパフォーマンス向上だけでなく、検索エンジンのランキング向上やユーザーエンゲージメントの向上にも寄与します。

ウェブページのパフォーマンス改善に取り組む際には、定期的なテストやモニタリングが重要です。パフォーマンスの測定や改善の評価を行いながら、ユーザーにとって快適なウェブ体験を提供できるように努めましょう。

HTML最適化はウェブページの成功において欠かせない要素です。効果的な最適化手法を取り入れ、ウェブページの読み込み速度を向上させ、ユーザーエクスペリエンスを向上させましょう。

フリーランスHTMLコーダーの仕事術と時間管理

2023年5月11日

フリーランスとしてHTMLコーディングの世界に足を踏み入れると、自由な時間管理と効率的な仕事術が成功のカギとなります。自身の能力を最大限に活用し、時間をうまく使うことで、生産性を高め、収入を増やすことができます。では、具体的にどのようにすればよいのでしょうか。

まず、自分のスキルセットを理解することが重要です。HTMLのコーディングには、詳細な知識と経験が求められます。新しい技術やツールが日々出現するため、自分が得意とする領域を把握し、それに合わせて仕事を選ぶことが重要です。また、自身のスキルをブラッシュアップするためにオンライン学習リソースを活用しましょう。

次に、適切なツールと環境を整備することが重要です。フリーランスとして働く場合、自宅やカフェなど、任意の場所で仕事ができます。しかし、どこで働くにしても、必要なツールと快適な作業環境を整えることが大切です。最新のHTMLエディタ、高速なインターネット接続、そして集中できる静かなスペースを確保しましょう。

そして、時間管理です。フリーランスの大きな魅力は自由な時間管理ですが、それが逆に生産性を低下させる原因になることもあります。ここで重要なのは、自分のリズムを見つけ、それに合わせて作業スケジュールを組むことです。また、「パモドーロテクニック」のようなタイムマネジメントの手法を活用し、集中力を高め、無駄な時間を減らすことも効果的です。

また、プロジェクト管理も大切です。複数のプロジェクトを同時に進行させる場合、それぞれの進行状況を把握し、優先順位をつけることが重要です。TrelloやAsanaのようなプロジェクト管理ツールを活用し、タスクの進行状況を一目で把握できるようにすると良いでしょう。

さらに、適切な価格設定も重要な要素です。自身のスキルセットと市場の需要を考慮に入れ、自分の時間と労力を適切に評価することが大切です。適切な価格設定は、自身のプロフェッショナルな価値を高め、クライアントとの長期的な関係を築くためにも重要です。

最後に、休息と自己ケアは絶対に見逃してはいけません。フリーランスとして働くと、仕事とプライベートの境界が曖昧になりがちです。しかし、自分自身を労わり、適切な休息をとることで、長期的に高いパフォーマンスを維持することが可能になります。

フリーランスのHTMLコーダーとして成功するためには、効率的な仕事術と時間管理が不可欠です。自分のスキルを理解し、適切なツールと環境を整え、時間管理を行い、プロジェクト管理を行うことで、生産性を高め、収入を増やすことが可能になります。また、自己価値を適切に評価し、休息と自己ケアを忘れずに行うことで、長期的な成功を実現することができます。フリーランスとしての仕事は自己管理が鍵となりますが、上手くバランスをとれば、自由で充実した働き方が実現できます。

CSS GridとFlexboxを使ったレイアウトテクニック

2023年4月10日

近年、ウェブデザインの分野ではCSS GridとFlexboxが注目されています。これらの技術を利用することで、ウェブページのレイアウト作成が簡単かつ柔軟になります。今回は、CSS GridとFlexboxを使ったレイアウトテクニックについて詳しく解説します。

  1. CSS Gridとは CSS Gridは、2次元のグリッドシステムを提供するCSSの仕様です。これにより、行と列の構造を持ったレイアウトを簡単に実現できます。また、グリッドアイテムのサイズや位置を自由に変更できるため、デザインの自由度が高まります。
  2. Flexboxとは Flexboxは、1次元のレイアウトシステムを提供するCSSの仕様です。これにより、コンテナ内のアイテムのサイズや位置を柔軟に調整できます。特に、横方向または縦方向の1軸に沿ったレイアウトを効率的に実現できるのが特徴です。
  3. CSS GridとFlexboxの基本的な使い方 CSS Gridを利用するには、まず親要素に display: grid; を指定します。その後、grid-template-columns および grid-template-rows プロパティを使って、グリッドの構造を定義します。

例:

.container {
  display: grid;
  grid-template-columns: repeat(3, 1fr);
  grid-template-rows: auto;
}

Flexboxを利用するには、親要素に display: flex; を指定します。その後、flex-direction プロパティを使って、アイテムの並び方向を決めます。

.container {
  display: flex;
  flex-direction: row;
}
  1. CSS GridとFlexboxの組み合わせ CSS GridとFlexboxは、それぞれ独立して使うこともできますが、組み合わせることでさらに効果的なレイアウトが実現できます。例えば、以下のようなケースで役立ちます。
  • グリッドの中にフレックスアイテムを配置する
  • フレックスコンテナ内にグリッドアイテムを配置する
  1. レスポンシブデザインへの応用 CSS GridとFlexboxは、レスポンシブデザインにも適しています。特に、grid-template-columnsgrid-template-rows の単位

fr(fraction)を使用することで、自動的に要素のサイズが調整されるため、画面サイズに応じた柔軟なレイアウトが可能です。また、メディアクエリを利用して、ブレークポイントごとにグリッドやフレックスアイテムのサイズや配置を変更することもできます。

例:

.container {
  display: grid;
  grid-template-columns: repeat(auto-fill, minmax(200px, 1fr));
  grid-gap: 20px;
}

@media (max-width: 600px) {
  .container {
    grid-template-columns: 1fr;
  }
}
  1. 実践的なテクニック 以下に、CSS GridとFlexboxを使った実践的なレイアウトテクニックをいくつか紹介します。

(1) マンガのページレイアウト CSS Gridを使って、マンガのページのような独特のレイアウトを再現できます。以下のように、親要素に grid-template-areas を指定し、子要素に対応するエリア名を設定することで実現できます。

例:

.container {
  display: grid;
  grid-template-columns: 1fr 1fr 1fr;
  grid-template-rows: auto auto auto;
  grid-template-areas:
    "header header header"
    "main main sidebar"
    "footer footer footer";
}

.header {
  grid-area: header;
}
.main {
  grid-area: main;
}
.sidebar {
  grid-area: sidebar;
}
.footer {
  grid-area: footer;
}

(2) カード型レイアウト Flexboxを使って、カード型のレイアウトを簡単に実現できます。以下のように、親要素に display: flex を指定し、子要素に flex: 1 を設定することで、均等に幅を割り当てることができます。

例:

.container {
  display: flex;
  flex-wrap: wrap;
  gap: 20px;
}

.card {
  flex: 1;
  min-width: 200px;
  max-width: 300px;
}

まとめ CSS GridとFlexboxを利用することで、様々なウェブページのレイアウトを効率的に実現できます。これらの技術を組み合わせることで、より複雑なデザインやレスポンシブデザインにも対応できるため、ウェブデザイナーや開発者にとって重要なスキルとなっています。ぜひ、この記事で紹介したテクニックを試して、ウェブページのデザインを向上させてみてください。

注:こちらのブログに記載した内容はあくまでも、当社にて世の中にある情報をベースに調査し掲載しているものであり、実効性を検証しているものではありませんので、各自ご利用の際には、ご自身で検証をしてからご利用ください。当社では不具合等の責任は負いかねますのでご了承ください。

コーディング代行のなかのコーダーさんのミーティング計画

2022年12月15日

コーディング代行のコーディングパックです。

2022年12月20日にコーディングパックの中のコーダーさんのミーティングを開催します。普段のミーティングとは異なり、今回のミーティングは当社の次の試みである教育部門のためのミーティングです。

前回のブログに書きましたが、Web制作のしごとは高度ですので、その仕事のやり方を体系的に整理して、Web制作に携わる方にお伝えするということを進めていきます。

そうすることで、Web制作業界全体の最適化になると思いますし、グラフィック出身のデザイナーさんのWeb制作への移行もスムーズにできると考えています。

多くの方にWeb制作に携わっていただけるように進めていきますので、よろしくお願いいたします。

Web制作という仕事は高度な仕事・・・

2022年12月4日

こんにちは。Web制作会社向けコーディング代行サービスの「コーディングパック」を運営しているだいずらぼの脇本です。

さて、最近思うことを書いてみます。

Web制作と言う仕事はとても高度な仕事だな~と思います。企画から、設計、デザイン、コーディング、CMSの組み込みまで。そのあと、運用というステップもあると思います。

また、CMSだけでなく、EC(ネットショップ)と言うこともあるでしょう。

しかも、これらを体系的に学んでWeb制作の世界に入ってきたという人はほとんどいないのではないか?と思います。

もちろん、デザインだけとか、デザインとコーディングとか、専門学校や大学では、そのようなことを学んでくると思いますが、企画、設計、CMSの組み込みというのは、なかなか、体系的に学ぶことはないのではないでしょうか?

合っている(正解)か、合っていないか?わからずに、経験を積み重ねて何とかしているという人も多いと思います。試行錯誤しながら、自分の正解を見つけていく。しかし、それでも、全世界の正解に近いかどうかもわからない。そういう状態の人が多いのではないでしょうか?

そういう意味で、Web制作と言う仕事はとても高度な仕事だと思うわけです。

今後、もしかすると、勉強してきた部分というのが、どんどん、ロボットやAIに置き換わっていくだろうな。と思います。なぜなら、正解があるからですね。

コーディング代行SEO対策のその後

2022年11月29日

こんにちは。だいずらぼの脇本です。

さて、先日のブログで、SEO対策をやってみようということで書きました。その後、少しずつ効果が出てきているようです。

SEO対策でみなさんいろいろとご要望をいただきますが、一番大事なのは、関心を持つことです。

関心を持たないと、現状がどうなっていて、これからどのような施策をすればよいか?がわからないと思いますし、ずっと、放置した状態になってしまいます。

SEO対策は、

  • ページを増やすこと
  • タイトルやディスクリプションを見直すこと
  • 現在の順位をしらべること
  • ライバルと比べて上にくるように対策すること

です。

よく、意識したコーディングをしてくださいと言われますが、コーディングをいくら完璧にしたとしいても、その先育てていくことができなければ、すぐに淘汰されてしまいます。

コーディングも大切ですが、競合を意識して、自社サイトを意識してこまめに対策していけば、自然と上位に表示されていきますので、是非実行に移してみてください。

最近では、検索順位を調査するツールもありますので、それも活用しながら、競合との差を埋めたり、引き離すようなことをしていただければと思います。

少し、更新が途絶えてしまっているので、あまり意識できていないことを示してしまっていますが、これからもがんばっていきたいと思いますので、ご指導ご鞭撻のほどお願いいたします。

では、今日のところはこんな感じで~~。

業界の全体最適を目指して、業務フロー・業務プロセスを学び効率化する研修に取り組みます

2022年11月7日

コーディングパックを運営しています、株式会社だいずらぼの脇本です。

さて、当社では、MG研修、TOC研修を全社的に受講し、取り組んでいます。

業務フローや業務プロセスって、なんとなく整理できてるようで、できていませんよね。
人によって仕事の進め方、制作の進め方って違っていて、全社的に統一できてるようで、できていません。

やり方が違うと、エラーが起こる場所も異なりますし、注意すべき点も異なります。そうすると、社内のみんなが、常に気を張って仕事をしていないと何かが漏れていったりしていませんか?

それを無くすため、管理を省力化するために、業務フローや業務プロセスを学び、共通の認識で取り組めるように研修をおこなっています。

今後は、制作会社向けの研修もたくさんリリースしていきます。

日本の制作業界の全体最適を支援し、業界全体で良くなっていくにはどうすれば良いか?を発信していきたいと思います。

コーディングの専門家として、代行・外注で請けているところから、もう少し広い枠で業界を支えていきたいと思っていますので、みなさんもご興味ありましたら、一緒に取り組んでいきましょう。

今後とも、コーディングパックをよろしくお願いいたします。

コーディング代行・外注の会社が本気でSEO対策でやってみた結果

2022年10月25日

コーディングパックのサイトでは、長らく更新が滞っていましたが、これを気合でどうにかしてみたいと思います。仕組みではないところが何とも言えませんが、気合で何とかしてみたいと思っています。

ターゲットが「コーディング 代行」と「コーディング 外注」の2つのキーワードです。2022年10月24日現在、シークレットモードで検索すると、それぞれ6位と7位です。実は、2022年10月より取り組みを始めていますので、当時と比べると少し順位が上がっています。

むかしのおはなし

当社がコーディングパックを始めたのが2013年。当時は、広告からの集客をしていました。ランディングページ(1ページのみ)で集客をしていて、その頃は、それでも受注がとれていました。競合も少なく、検索で上がってくるのも4社ぐらいだったかなと思いますが、その後、徐々に競合が増えてきているのはみなさまご存じの通りです。また、いわゆるまとめサイトも出てきましたね(コーディング会社〇選みたいな)。

ちなみに、コーディング代行でSEO対策をしだしたのは、当社が最初だと思います。2013年当時はそのようなキーワードを使っている業者さんは有りませんでした。

当然、1位か2位を取っていたわけで、それなりの流入があり、お仕事もたくさんさせていただきましたw

最近のおはなし

まとめサイトが出てくるぐらい競合が増えてきているのを実感しています。まとめサイトが出てくるあたりから、どんどんと順位が落ちていきました。とはいえ、10位以下には落ちたことはないと思います。

しかし、1位の時代と9位の時代では、それはアクセス数も異なりますし、なかなか、ご依頼も減りつつあります。これを仕組みでなんとかできれば良いのですが、その力が足りませんので、気合でなんとかすることになりました。

目標として

年内にいずれも1位になれるように、挑戦していきたいと思います。そのノウハウも、そのうち公開できればと思いますので、楽しみにしておいてください。まぁ、この記事をご覧の方であれば、何をやってるか?というのは、よくお分かりと思いますので、その経緯を見守っていただければ楽しいのではないか?と思います。

コーディング代行と外注で1位目指してがんばりましょう!

WEB制作業界の全体最適のために頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。

CMS構築の依頼で失敗しないための注意点

2022年10月24日

ワードプレスなどのCMSの組み込みを含めて、コーディングの代行・外注をご依頼いただくことが多くあります。

コーディングパックでは、CMSの組み込みを年間30サイトほどおこなっています。そのなかで、ご依頼いただく際に注意していただきたいことをまとめました。是非、ご依頼の際には参考にしてください。

1.ページャーがない

独自デザインのテーマで作成する際によくあるのが、ページャーをデザインされていないケースです。ページャーは、自動に出てくるわけではなく、ページにあわせたデザインで出力するように設定をします。どのようなデザインを施すか?はそのページ毎に変わってきますので、デザインを忘れないようにしていただけると、納期の短縮にもつながります

2.記事の日付がばらばら

これも、よくデザインの揺れだと思います。たとえば、トップページにある一覧表示は、「2022/01/01」とスラッシュ区切りでデザインされているものの、記事の詳細ページに飛ぶと、「2022.01.01」と言うように、ドット区切りになっているデザインを見かけます。

閲覧するユーザも戸惑いますし、また、コーディングの際にも「これは意図的なのか?」ということや、組み込みの際のコード等を変更する必要が出てきます。また、出来上がりのチェックなどにも、気を使い時間がかかってしまいます。統一することで、納期の短縮や、ユーザビリティの向上、デザインの質向上にもつながります。

当社の社内でデザインからおこなう場合には、特別な理由(お客様からの指定)がなければ、「2022.01.01」とドット区切りに統一しています。

3.記事などのカテゴリーページへのリンクがない

これは、SEO的な観点からも、大切な内容です。なにを隠そう、このコーディングパックのブログ・お知らせもそのようなデザインになっていました。

Googleなどにページをインデックスするためのロボットは、リンクをたどって、ページを見つけに行きます。そのため、リンクでたどり着けないページは無いのと同じです。ロボットは、自動でリンクを度っていくのですが、人は見た目でたどっていきます。目的のページへの導線は大いに越したことはありません。

カテゴリー一覧ページを表示するためのリンクが無い場合が非常に多く、それだけで、SEO的は損をしていると言えます。

せっかく作ったページですから、多くの人に見てもらうために、カテゴリーの横移動ができるようなものは作っておくほうが良いでしょう。

最後に

このように、通常の静的サイトとはことなり、CMS導入するサイトは、そのためにデザインや考慮することが増えます。参考にしていただき、コーディング代行・外注の際にお役立て頂ければと思います。

納期を短く、できあがりを良い物にするために参考にしてください。

XDでコーディング代行・外注するときの注意点

2022年10月4日

こんにちは。コーディングの代行・外注をしています、株式会社だいずらぼの脇本です。

最近、AIやPSDに加えて、XDでデザインを入稿していただくことが増えてきています。

先日、このようなことがありました。

XDで入稿、デザインされた文字(文字のフォント自体はよくあるデバイスフォントだけれども、ならびや文字の大小など画像で扱うのが適当そうなバナーというか、メインビジュアル)があるデザインでした。

この場合、多くのケースでは、SVGで画像書き出しをして、画像として配置をしますが、画像で書き出しているつもりが、フォントが見ているデバイスによってことなるのです。

iPhoneでみると明朝系で、PCでみるとゴシック系。また、画像(だと思っている)なのに、改行位置も異なりました。

よく調べてみると、SVGで書き出した場合、アウトライン化した文字は、ベクターデータとして画像になりますが、そうでない文字は、文字列としてSVGの中に埋め込まれるんです。なので、SVGで画像(ベクターデータ)にしたつもりでも、文字なんです。

ロゴなどを、SVGで切り出しているケースは、アウトライン化した後に切り出ししないと、もしかすると別のデバイスで観たときには、全然違う形で表示されているかもしれませんので、気をつけましょう。一度、チェックしてみてください。

また、よくあるご質問で、XDだとアウトライン化できないでしょ?とか、XDはアウトライン化必要ないと仰る方がいますが、必ず、アウトライン化したデータも入稿してください。

AIで入稿される方は、おそらく、グラフィックデザイン出身の方が多いと思いますので、当然のごとくアウトラインしていただけますが、WEBデザインから始められた方は、あまりその習慣がないと思います。より良いデザイン、より良いサイトを制作するためにも、ご協力のほどお願いいたします。

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